コミカルラボ(アニメ大好き男の漫遊記)~漫画、アニメ、小説考察、感想、紹介ブログ~

毎日漫画

読んだ漫画について書くだけです。

魅力的な飯テロアニメ3選

深夜だとしても食欲にあらがえなくなること間違いなしの 飯テロアニメを紹介いていきます。

 

トリコ

 

f:id:comical_rabo:20200818002013j:plain

出典:島袋光年「トリコ」(集英社)より引用

 まずは言わずと知れたトリコから紹介していきます。

トリコは主人公である美食四天王のトリコが世界中を旅しおいしい物を食べていく内容の漫画です。

トリコの魅力の一つはなんと言っても主人公トリコの価値観にあるでしょう。

トリコの価値観を端的に説明しますと、食材になる動物たちへの思いです。

 

食べる目的以外では動物をむやみに殺さない、トリコはたとえどんな状況へ陥ったとし てもこの考え方を変える気は毛頭ありません。

 

ただ食べ物を食べて主人公が満足するだけの漫画と言うだけではなくいろいろなことを考えさせてくれる漫画構成となっています。

ちなみに本気で怒ったトリコはこんな風になります。

 

f:id:comical_rabo:20200818003800j:plain

出典:島袋光年「トリコ」(集英社)より引用

 

これは、快楽のためという食べる目的以外で生物を殺した相手に対する本気のトリコです。

この顔からどれだけトリコが食に対して紳士に向き合っているのかがよく分かりますよね。

私自身トリコを読んで今までの食に対する価値観ががらりと変わりました。

巻数は40巻以上と中々長くなっていますが読む価値は一向にある作品なのではないでしょうか。

ちなみにアニメにもなっている作品なのでアニメを見てもよし、漫画を見てもよしって感じです。

 

異世界食堂

 

f:id:comical_rabo:20200818004736j:plain

出典:著者・犬塚惇平 イラスト・エナミカツミ異世界食堂」(主婦の友社)より引用 

 

 現代日本の洋食屋が異世界とつながり、異世界の客たちが地球の料理を食べて互いに交流していく物語。

このアニメはストーリーが続いていくという物ではなく一話完結ものとなっており、飯テロアニメとして楽しみ安い構成となっています。

このアニメの最大の見所は異世界の存在が地球の食べ物を食べるというところです。

当然異世界の存在にとって地球の食べ物は未知、彼らにとっては食べ物にすらみえないかもしれません。

しかし一口、口に入れればその味に驚嘆し、見た目などどうでも良くなります。

異世界人にとってはなれない香辛料、素材が使われているので衝撃は計り知れないでしょう。

このアニメは異世界人視点で語られているので、異世界人の感動や、驚きが視聴者にダイレクトに伝わってきます。

そのために我々にとってはなじみの深い食べ物でも新しい視点から見ることによって感じ方が大分違っています。

食べ慣れた物でも無性に食べたくなる、

異世界食堂」はそんなアニメです。

 

 

 一日外出録ハンチョウ

 

f:id:comical_rabo:20200818010551j:plain

出典:原作・萩原天晴 漫画・上原求、新井和也 協力・福本伸行「一日外出録ハンチョウ」(講談社)より引用

 

 この「一日外出録ハンチョウ」という作品は「賭博破戒録カイジ」に登場する班長・大槻を主人公としたスピンオフ作品です。

この漫画も一話完結となっており非常に読みやすい作品となっています。

内容は一日だけ自由行動を許された大槻が限られた時間の中で自分が一番やりたいこと、食べたいものを可能な限り味わう作品です。

この作品、飯テロなのは間違いないのですが

人の突発的な行動原理を書くのが非常にうまい!

例えば、イライラした日の深夜はなかなか眠りにつけずテレビやゲームなどを意味もなくやってしまうことがありませんか?

そしてたいていそういう日って深夜にバク食いしたい気になりませんか?

少なくとも私はなってしまいます。

実際にこの漫画の主人公、大槻は人の心に潜む闇というか、わだかまりを代弁してくれる、そんな感じの人柄になっています。

 

この作品は人にとって良くあるであろう感情を漫画として描写したものと言っても過言ではないでしょう。

 
もちろんこの作品は「カイジ」を全く知らなくても楽しく読むことが出来ます。

ぜひ読んでみてください。

 

comical-rabo.hatenablog.com

comical-rabo.hatenablog.com

comical-rabo.hatenablog.com